参加して楽しい「時代まつり」ですが、
気をつけなければならない点がいくつかあります。
基本的に、これらのお祭りの基本は「地域振興」「商店街振興」であり、
地域や商店街に来ていただくお客様に楽しんで頂くのが目的です。
(「扮装姿で好き勝手できる」ということではありません。)
扮装する側は「主催者側のサポーター」であって、「主役」ではありません。
もちろん、こちらが楽しんではいけない、と言う意味ではなく、
お客様も扮装する側もどちらも楽しめるのが一番です。
そんなのあたりまえだ、と思うかも知れませんが、
残念ながらそれを理解していない方のお話も時々聞きます。
傾向として、新撰組などの「大勢でやる扮装」は暴走しがちです。
(新撰組の扮装自体が悪いと言うわけではありません)
多人数で行動すると気が大きくなって暴走し、お客様に威圧感を与えてしまう事にもなります。
そういうクレームがあった場合、真っ先に切られるのは「一般の扮装参加者」です。
(関係者の扮装は残されることが多い)
特に最近は、主催者の財政が厳しい(予算や寄付が減少傾向)ため、
コスト削減が出来るものはどんどん切る傾向があり、非常にお金がかかる「扮装」は切られ易いです。
(映画村など、設備や人員が元々あるところと違い、
「メイクさんや衣裳さんを現地に呼ばなければならない」&「衣装やカツラを借りなければならない」
ため、相当な金額がかかることが多いようです)
そういう事情で扮装することが出来なくなったお祭りが過去に相当数あるようです。
そのようなことがないようにお互い気をつけたいですね!